心をリラックスして、毎日を幸せにしましょう>言いたいことがはっきり言えないときに

人間関係がうまくいかずに落ち込んでしまうタイプの人にとって
最も大きなストレスの原因のひとつは、言いたいことがはっきり言えないということではないでしょうか。
心の中にたまったもやもやが重くのしかかり、疲れてしまうのです。
気が弱い人は、思ったことを素直に言える人に対して
「自分はこんなにも他人の機嫌をうかがいながら生きているのに
どうしてあの人は言いたいことをはっきり言うのが許されると思っているのか」
という怒りを感じます。

ですがその間違った不満さえも口にすることはできず、不機嫌を顔に表したり
無視をしたりするといった対抗手段しかとることはできず
そんな不甲斐ない自分がまします嫌になってしまいます。
なぜ言いたいことが言えないのか、冷静に考え直す必要があります。
その内容のほとんどは他人への要求や批判になるでしょう。
そんなことを口にするのはダメなことだとわかっているから言えないのです。

何でも思ったことをズバズバと言う人は
周りの人を苛立たせたり、傷つけていることもわからずに
自分だけがのほほんとしている鈍感な人です。
言いたいことがはっきり言えないことは悪いことではありません。
ただ、その不満の処理のしかたが間違っているのです。