心をリラックスして、毎日を幸せにしましょう>自分自身を愛してあげましょう

自分自身を愛することができない人は、他人を拒絶しておきながら
それを非難されると「やっぱり人間なんて皆冷たいじゃないか」
と内心では安心感を得てしまいます。
自分が心の冷たい人間であるという劣等感を持っているので
「冷たいのは自分だけではない、他人だって同じなんだ」ということを確認したいのです。

そして他人を拒絶する一方で、自分を無条件に愛してくれる人を求めます。
自分が相手の機嫌をとったり、精一杯の努力をしていたり
このような条件のもとで受け入れてもらっても安心できないのです。
「他人に自分の気持ちがわかるはずがない」と突っぱねて、相手を試そうとします。
他人が優しくしてくれても、簡単には心を開こうとはしません。

「自分は価値のない人間だ」というのは
本当は「そんな自分でも受け入れてほしい」という心の願いです。
他人への恐怖と嫉妬が作る遠まわしな表現が余計な誤解を作り出し、溝は深まるばかりです。
自分を罰することも、他人を罰するのと同じくらいに愚かなことです。
何か悪いことをしてしまったときに謙虚に反省することは大切です。
反省は、自分を真摯に見つめ直す前向きな行動です。
それに対し、ただ自分を卑下することは、謙虚さではなく
開き直って問題に直面することから逃げているにすぎないのです。